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女神の見えざる手のherokoのレビュー・感想・評価

女神の見えざる手(2016年製作の映画)
3.8
銃規制法案におけるお話。
銃規制賛成派と反対派の戦い。

主人公エリザベスは仕事において手段を選ばないキレ者リーダー。たとえ大企業のお偉いさんでも自分の信念と相違があれば食ってかかる。全てにおいて〝敵の動きを予見すること〟部下を指導する際やTVだろーと容赦なく論破する様は誰も敵わないほどの迫力。
ここの映画での良いところはそんな彼女の私生活が垣間見れたこと。不眠症を抱えながら抗精神剤をバリボリ服用し、時に男の子を買い自らの弱さが出ているところがバランスを保っている姿なのかなとも思えた。

聴聞会での彼女の切り札。
全ての伏線を回収しこの時を待っていた彼女は強い。音楽も相まって盛り上がり方が凄かった。

最後の視線の先には待っていてほしいな。
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