アルテツファード

女神の見えざる手のアルテツファードのレビュー・感想・評価

女神の見えざる手(2016年製作の映画)
3.9
以前から気になっていた作品
ある有能な女性ロビイストの物語
どんな依頼も成功に導いてきた
彼女があるきっかけで銃所持規制法案の
成立に向け活発な
ロビイスト活動を展開して行く.......

ロビイストとは
私も知りませんでしたが
ロビー活動の専門家
ロビーとは政治家の控え室の意味らしい
政治的圧力団体の利益を政治に
反映させる為に政治家、官僚等に
働きかける事を専門にする人の事

「ロビー活動は予見すること」

「敵の行動を予測して対抗策を考えること」

「勝者は敵の1歩先を読んで計画し
自分の手を見せるのは敵が切り札を使った後」

「相手の不意はついても自分はつかれてはダメ」

冒頭の主人公エリザベスの言葉

この言葉通りの銃所持規制法案を
巡った対抗勢力との戦いが繰り広げられる

正直最初は政治家の名前や
うんちく?の様な話の内容等
色んな話が早口で出て来て
話について行けるかなと感じましたが
そのあと起こる出来事で段々と
物語に惹き込まれて行く
主人公エリザベスの持つ「闇」
も気になりました

終盤に掛けての話の展開は
身を乗り出して観てしまいました
クライマックス とても楽しめました

忖度ばかりの日本の政治家にも
エリザベスに「喝!」を入れて欲しい!!