きんぱち

女神の見えざる手のきんぱちのレビュー・感想・評価

女神の見えざる手(2016年製作の映画)
4.0
ラスト20分でそれまでのモヤモヤが吹っ飛んでスッキリする感覚を得る映画。


アメリカのロビイストが銃規制強化法案の成立のために敵と味方を欺いて手段を選ばず突き進む姿。


前半はロビー活動というものを理解するために、人間関係等も整理しながら観てたので訳分からなくなって疲れた。

後半から、ピンチとチャンスが入り乱れて緊迫感がハンパなかった。

スカッとするシーンも数あり。

アメリカで銃規制の話題になると必ず起こる騒動のようで。日本でもよくそういう記事見ますけど…銃の規制をしなければいけないと分かっていてもそれが簡単にできないという理不尽さも魅せられている。


正直言ってオチは、観てる途中である程度予測できるけれど、見せ方がカッコいい!それぞれのキャラの表情やシーン全体がカッコよくて良かった。

そしてラストのリズの最後のメッセージがカッコいい。この映画が言いたかったモノがそれに詰まっていた。
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