女神の見えざる手の作品情報・感想・評価 - 99ページ目

女神の見えざる手2016年製作の映画)

Miss Sloane

上映日:2017年10月20日

製作国:

上映時間:132分

4.1

あらすじ

天才的な戦略でロビー活動を仕掛けるエリザベス・スローン。真っ赤なルージュで一流ブランドとハイヒールに身を包み、大手ロビー会社で花形ロビイストとして辣腕をふるう彼女が、銃の所持を支持する仕事を断り、銃規制派の小さな会社に移籍する。アイデアと大胆な決断力で、難しいと思われた仕事に勝利の兆しが見えてきた矢先、彼女の赤裸々なプライベートが露呈し、重ねて予想外の事件が事態を悪化させていく。勝利の女神は誰に…

天才的な戦略でロビー活動を仕掛けるエリザベス・スローン。真っ赤なルージュで一流ブランドとハイヒールに身を包み、大手ロビー会社で花形ロビイストとして辣腕をふるう彼女が、銃の所持を支持する仕事を断り、銃規制派の小さな会社に移籍する。アイデアと大胆な決断力で、難しいと思われた仕事に勝利の兆しが見えてきた矢先、彼女の赤裸々なプライベートが露呈し、重ねて予想外の事件が事態を悪化させていく。勝利の女神は誰に、どんな風に微笑むのだろうか…?

「女神の見えざる手」に投稿された感想・評価

esaki

esakiの感想・評価

4.6

このレビューはネタバレを含みます

女神の見えざる手、この邦題はなかなかいいと思う。

個人的にはかなりエンタメよりの映画に見えた。

主人公スローンは報酬なしで仕事に従事するわけであるが、これは彼女には公私の公がないことを意味している。
上記訂正
勝つ能力以外に信じることは→0=ない。という意味だったのではないか

何から何まで自分のために動く。まさに自由主義を体現しているわけだが、それは彼女のキャリアにも色濃く反映されている。
先の先を読むのがロビイストと言ってはいるが、完全に彼女の手のひらの上というわけではないのは、買春のシーンと部下への強襲から来る劣勢時に感情を乱すシーンから理解できる。

嘘をつくことが常である生活を送っていたと言っていることからも、彼女自身、銃に対して大きな反感を持っているのは明白だ。途中、知人が乱射の犠牲になったのかと聞かれたシーンでnoと答えるのは、おそらく犠牲になったのは知人でなく自分自身の体験がなにかしらあったのではないかと考えてしまう。ゲイの権利に云々のくだりを考えるとまたなんとも言えないが。

途中のイレギュラーもありながらも、気取られずに修正していくのは観客である我々も気づくのは難しい。正直ラストの5年のくだりはなんでだったか思い出せない。

彼女が嫌なのは大きな権力か、銃かはわからなかったが、とても面白い映画だった。
BD購入も検討。
よしみ

よしみの感想・評価

5.0
当たりでした。この作品

大当たり!

展開も会話も飽きさせない
ジェシカ、最高だった

こんな迫力のある会議が
してみたいとしみじみ思った

この手のタイプでは
ゴーストライター以来の感動かも

ダサい邦題も観終わった後に
妙ななるほど感が

でもこの邦題に惹かれて
どれだけの人が
映画館に足を運ぶと考えたのかな
nobutaka

nobutakaの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

私自身への個人攻撃は予想していた。というスローン。
「結果」は全て自らの予想した通り。
しかし、その過程で起こる攻撃に対する自らの精神的、生物的な反応まではコントロールする気がないようだ。

何を考えているかわからない人は魅力的だ。
スローンはエルの主人公と同じく人非人ではない。
彼女の矜持があり、それは多くの人の倫理観から逸脱した領域のもの。
それに従って行動するけれど、何かが彼女の琴線に触れる瞬間は確かに存在する。
それが大きな意味を持たなくても、だ。

その琴線に一瞬でも触れることができたら、と夢想することが恋なら、僕はスローンに恋をしてる。
こんな高評価をホイホイ与えるのは本意じゃないんだけど、ここまで「激震」を与えられて4.3以下に留めるのは不誠実だと思った。

勝利という目的のためなら人情も道徳も徹底的に排す冷血ロビイストが胸に秘めたるは……。裏の読み合いの緊張感、綿密に仕込まれた伏線、ダーク・ヒロイン(?)の鉄仮面から覗くほんの少しの人間味。謀略巡らす知的興奮に130分が一瞬で過ぎたみたいだった。

配給会社の事情なんて微塵も知らないから勝手を言わせてもらうと、こんな傑作をこの程度の規模の館数でしか上映しないのは業界人の怠慢じゃないの!?と理不尽に怒りたくなるくらい素晴らしかったので早く観てくださいね。
mpc

mpcの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

正義感溢れる(少し退屈な)女役ばかりだったジェシカチャスティンが、今作品では議員を根回し金回し印象操作するハイエナのクソビッチロビイスト役を熱演😹✨

部下の繊細なトラウマをゲリラ的に世間に晒してまで利を得る最低女
実は好い人だったってヲチならつまらない量産映画だったけど最後までビッチでむしろ壮観😹✨

魂の無い彼女の素性は最後まで謎のままのラストも良い

意味ありげで(実は無い)長い御託を並べながらバッサバッサと周りを利用して捨てるゲスい主人公に終始圧倒されっぱなし
長いセリフを意訳で工夫して字数を減らしてあるものの、ストーリーが乗ってくるまでの序盤は字幕を追うのに忙しい

一切隙の無い彼女の美貌をずっと堪能出来る秋の快作✨

少し前ならケイトブランシェットあたりがやってたんかね?
めちゃ面白かったです!
日本ではあんまり馴染みがないロビイストって職業。最近ではオリンピック招致なんかで〝ロビー活動〟って言葉もちょくちょく聞いたけど巧みな戦略を練り、あらゆる団体の私的な主張を政治に反映させるための活動。

ジェシカ・チャステイン演じる凄腕ロビイスト、エリザベス・スローンが銃所持を押す巨大な団体相手に少数チームで真っ向から銃規制を訴える闘いに挑む!
まあ真っ向と言えどリズの勝利のためならどんな手段も厭わない狡猾さも目立つが将棋指しのような数手先を読み解く頭脳、一切の隙を見せない強かさには圧倒されるし単純にカッコイイ!
この様々な戦術に観てるこっちもどこまでが彼女の手の上なのか?その境界に翻弄されるし、ジェシカの表情を崩さないクールな姿にもシビれる!

とにかく情報量やセリフ量が半端ないし次から次へと状況が目まぐるしく変化していくのでかなり疲れました。ただ途中までこれ実話?って思ってしまうほど脚本が見事でよく出来てます。
さらについ先日のラスベガスでの銃乱射事件の記憶も重なって銃規制に対するタイムリーさも申し分ないので自然と物語の行方に興味湧きまくりでした。

彼女の持ってるカードは底知れないw
スローンが人情味見せず、最初から最後まで一貫していて、でも見方によっては彼女なりの人間味が見えて面白かった。
全てを仕事に捧げている人に勝つのは難しい。
のぞこ

のぞこの感想・評価

5.0
ジェシカ・チャステインがリズ・スローンにしか見えなかった…すごい……。あとつよしさんは絶対毎日胃薬飲んでると思う。
磨

磨の感想・評価

3.7
楽しみにしてました、この作品

ロビイストは日本語訳すると〈根回し屋〉
あまりいい表現では無いけど、私自身、何かをする時に外堀から埋めていくタイプ、重要性がよくわかります(笑)

とにかくジェシカ・チャステインかっこ良すぎ
赤いルージュで颯爽と歩く姿から、もう“女神”

内容は某先生から「いつやるの?今でしょ」と聞こえてきそうな〈銃規制問題〉、そんな重要度の高い問題でも、自分の利権の為だけに動いてる人達ばかりだから、そりゃアメリカの闇も深いわ

この作品、とりあえずもう一回観たい
ごん

ごんの感想・評価

3.8
『女神の見えざる手』スローンの豪腕や眠らないところ、情を持たないところが躁病か反社会性パーソナリティのようで見ていてつらくなることがあたった。少数の、ああいう人たちによって現実も世界は仕組まれ動かされているのだろう。