1914年。ブタペストのドナウ川でバスケットに入った高級娼婦エルザの死体が発見された実話を元にした作品。
家政婦ロージ、新しく雇われた娘カトゥ、
資産家の愛人マックス、若い恋人ゲルゲイ。
エルザは何故、誰に、殺されたのか。
私(観客)とカトゥの目が合う一瞬でエンドロールに入る余韻… これが答え？
人は生きていくうちに、忘れてしまう何かがあるんだろう。かつてはエルザがそうだったように、その何かを刺激する魅力を持ったカトゥ。
出会わなければ、殺人は無かったのかな。
「神は女を美しいまま天に召したのだ。老いて死人同然になる前に」
時に激しさで魅せる音楽スコアがカッコイイーー。
