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サクラダリセット 前篇の地球へのネタバレレビュー・内容・結末

サクラダリセット 前篇(2017年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

特殊な能力を持つ人々が暮す街「咲良田(サクラダ)」を舞台とした高校生3人の三角関係を描いたLoveストーリー 前編

「絶対的な記憶保持」能力を持つ少年「ケイ」は少女「スミレ」から、「時間を戻す(リセット)」能力を持つ少女「ミソラ」を紹介される。
ケイとミソラの能力を組み合わせることで過去(現実)を変える。
2人はその能力で「泣いてる人がいればリセット」をする、悲しみと後悔を消すために過去をやり直す。

しかし、その能力の空白(ルール上の)により事故死したスミレを助ける(甦させる)ことができなかった。

前編は、ケイがスミレを甦させるまでの物語。

ルール上では甦ることはできない。
しかしケイは仲間を集めて、その特殊な能力を組合せて成功する。

このストーリーに、特殊能力をコントロールしている管理局へクーデターを仕掛ける少女と、管理局から恋人を奪い返す初老の男性のストーリーが複雑に絡む。

何故、ケイはスミレを甦させたいのか?
ケイはスミレが好きだったのか・・・
ミソラもケイが好きなので三角関係?

実は全てが仕組まれていました、ここまでが前編です。

わずか1週間ほどの出来事ですが、何度もリセットされるためにかなり混乱します。
しかし良くできたカラクリです、ミステリーを解説するようにそれぞれの仕掛けが解き明かされていきます。
これが本作品のお楽しみだと思います。
そして爽やかな高校生の恋心もお楽しみですが、三角関係が予想されてこれからの展開にドキドキします(これがメインディッシュ?)。

先ずは、亡くなった少女を特殊な能力を組み合わせて甦るまでのお話です。


観逃した映画を、しかも前後編一挙に上映する名画座(キネカ大森)にて鑑賞。
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