「前篇」「後編」合わせての感想として書かせてもらいます。
あー、ゲーム世代の人が作ったお話なんだろうなぁ.....一番の印象はそれ。
さまざまな超能力者がいて、それぞれそれを発揮するための条件があって、打ち消したり打ち消されたり、コンボ技使ったり、ボーッと観てるとワケわかんなくなる複雑さ。
ゲームではないけど、「デスノート」を読んだ時の感覚と近いものを感じた。自ら作ったルール、世界の中で遊んでる感じ。
前後編合わせてこのボリュームに付き合うのはちょっとキツかった。
派手な映像があるわけでもないしね。
けど、嫌いではない。
昔のジュブナイルSF、NHKの少年ドラマシリーズの雰囲気も感じられたりして......
複雑なストーリーの映画だけど、物語の幹は少年と少女の淡い恋愛模様なんだよね。その部分は感動できました。
自分が十代の頃にこの作品に出会ってたら、どハマリしてたかも、です。