17歳の女の子がいろんなことに上手くいかず、素直にもなれず、どんどん腐っていくいく、青春こじらせ映画。
大好きな父は死に、幼き頃からの親友も嫌いな兄にとられ、母とも上手く噛み合わない。
もっと素直になれよとかなんでそういう風に言っちゃうのかなとか映画観ててついつい行っちゃいたくなるけど、きっとあのくらいの時は、そんな素直に上手く物事運べないんだと思う。とは言っても自分の17の時はあんなにこじれてなかった気はするけど。
いろんなことをしでかすたびに1人になると毎度冷静になって反省するのだけれど、人前に出るとやはり素直になれない。
彼女の周りの人たちもナルシスト兄やヒステリックで適当な母、心からの親友だったのに兄に惚れた親友、彼女のことを気にかけてるけどどこかタイミングが悪い男友達、授業で誤ったこと教えたりするけど生徒思いな先生、実は良い人ばかりなんだけど、少しズレたりしちゃってる。でも彼女が少しずつ成長する中でそう言った周りの人たちも変わり始めたりする。
彼女1人の成長だけでなく、周りの人たちも変わっていくのが観れる。と言っても彼女がこじれてややこしくしてるだけだから、彼女のせいといえばそうなんだけど。
なんだか親目線というか親戚のおじさん目線で見てしまったそんな青春映画。
個人的にはこういう青春映画好きだから楽しめた。
