監督・脚本ケリー・クレモン・クレイグによって製作された2016年のアメリカ映画
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私ってなんて不幸なの!
そんな感情に支配された17歳の女の子
完全にこじらせた女の子
そんな女の子が少しだけ成長する物語
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青春映画は好きだけど
これは青春最高!ってタイプじゃない
青春なんてくそくらえ!って感じ
自分のことばかりで自己中
イライラさせる主人公
青春時代に誰もが陥りそうな状態
共感はしないが理解はできる
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ヒロインのネイディーンを演じたヘイリー・スタインフェルド。美人ってわけでもないちょうどいい感じが主人公のキャラクターにぴったり。恥ずかしい10代の葛藤を表現しているいい演技だった
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ネイディーンの相談相手である先生役のウディ・ハレルソン。なんだかんだで優しい役なんだけど、この俳優は本当にどんな役でもできるからすごいなあ
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クレイグ監督の初監督作品。自分で脚本まで書いて、デビュー作品をヒットさせたのは素晴らしい。こういった女性監督が増えていけば、超封建的な男社会であるアメリカ映画界の未来は明るいかもしれない