アノン

スウィート17モンスターのアノンのレビュー・感想・評価

スウィート17モンスター(2016年製作の映画)
4.3
すごく良かった。私はこの間18になったばかりで、気持ちはまだ17。だから主人公のネイディーンの気持ちが痛いほど理解できた。

鑑賞前は主人公のことをゲラゲラ笑う系映画かな〜と軽い気持ちで再生。

30分後、泣。クライマックス、大泣き。

この映画もう刺さる刺さる!ネイディーンの「世界で一番不幸な私」的見解、死ぬほど分かって辛いやべぇ。

「自分だけが不幸だと思いすぎて腹立つ」みたいなレビューを目にした時は「は?こいつ喧嘩売ってんのか?」とイライラしたぐらい。こんなに主人公に共感できた映画は初めてかもしれない。

周りがどうしても自分より幸せそうに見えるんだよねぇ…まじで。ちょっと嫌なことがあったら私もすぐネイディーンのように思ってしまう。分かるのオンパレード。

お母さんの「みんな不幸なのよ。それを上手に隠してるだけ。」というセリフが鑑賞後にグサッときた。名ゼリフじゃん。

高校生の間にこの作品に出会えて良かった。

あと真剣にウディ・ハレルソンみたいな先生に出会いたかった。
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