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エゴン・シーレ 死と乙女のmononcleのレビュー・感想・評価

エゴン・シーレ 死と乙女(2016年製作の映画)
3.3
不服だ!
この作品は、ぜひD.クローネンヴァーグに監督してもらいたかった。いやポランスキーでも好い。シーレはもっと倒錯的で偏執狂だったはずである。でなければ、あの画風は生まれない。女性たちが、顔を顰めるような淫微なエピソードがあるはずなのだ。クローネンヴァ―グなら事実に輪をかけて3回転半ぐらいは捻りを利かせたはずである。モデルの女性たちの凡庸な嫉妬心など見たくもない。あ〜惜しいことをした。それに、彼にはパンティストッキングが発明された時代に生きていてほしかった。狂喜乱舞して喜んだにちがいないのである。あの世に届けてやりたいものだ。
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