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エゴン・シーレ 死と乙女のYasuyukiMuroのレビュー・感想・評価

エゴン・シーレ 死と乙女(2016年製作の映画)
3.6
20世紀初頭のオーストリアの画家エゴン・シーレ。彼の絵は官能的で退廃的、死を連想させるような暗い画風だけど、何かお洒落で惹きつけられちゃうんですよね^ ^そんな画家の28年の生涯を描く映画(R15)

妹ゲルティや、生涯のミューズだったヴァリとの関係やその末路が中心に描かれるもの、ロリコン趣味や近親相姦など特異な性癖描写は程々で、比較的きれいな面に目を向けて作られてるので観やすい。特にエゴン・シーレ役の俳優がイケメン過ぎて、あんな目で見られながら絵を描かれたらウットリ脱いじゃうの分かるなと(^_^;)

クリムトとの関係や、シーレが浮世絵の春画を見ているシーンなどもあり、彼の絵画のルーツを何となく知れる意味で面白かった!
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