しょーちゃん

ジェーン・ドウの解剖のしょーちゃんのレビュー・感想・評価

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)
3.2
舞台設定はアメリカの田舎町で遺体安置所が舞台の映画です。
遺体安置所でのホラーで始まり遺体安置所で終わるホラー映画です。

スタートから終始妙な緊張感と背中がぞわぞわする嶺がずっと続くようなホラーで派手なホラーが多いアメリカにとって良い意味でらしくないホラー映画だと感じました。
むしろこういう背中がぞわぞわきてびっくりする系のホラ〜なので日本人受けが良いと個人的には思ってます。


第41回トロント国際映画祭ミッドナイト。マッウドネス部門 ワールドプレミアム時にも上映されたようで、その時ににもかなりぞわぞわくるホラーで観客からかなりの悲鳴が聞こえたそうです(笑)

終始遺体安置所で謎の女性の解剖にまつわる流れから物語は続いて行くのですが、なんといってもその女性の遺体の妙な綺麗さ美しさでさらに違和感のホラーを引き立てていました。

自分は知らなかったのですが遺体が本当に生きていないか確認するために
遺体の足には番号と鈴がつけられて保存されているようなのですが、
やはりそこがこの映画のキーポイント。

鈴がなったら・・・ えっ? 
って主人公たちと一緒に見てる自分もビビりまくりで見てました(笑)

音と雰囲気と電気の入れ消しだけであそこまで表現できる手法にただただ感嘆してました。 全体的に低予算感は否めませんが、それを巻き返す作品の短時間での完成度。
ここを考慮してこのスコアにさせていただきました。
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