てるる

ジェーン・ドウの解剖のてるるのレビュー・感想・評価

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)
3.0
4人が殺害された家の地下から発見された身元不明の女性死体ジェーン・ドゥ。ちなみに死体が男性だった場合はジョン・ドゥと呼ばれる。
その死体が代々検視官を務める親子のもとへ運ばれ、検死を開始するが、様々な怪奇現象に襲われることになる。

未体験ゾーン臭がハンパない検死ホラー。
エミール・ハーシュとブライアン・コックスというちゃんとした俳優が出てるので、途中まではサスペンスなのかホラーなのか判然としないけど、途中からガチホラーだと分かる。
あ、そっち方面いっちゃったかーという感じ。
ホラー映画としては急にバーンと出てきたり、音で驚かせるザ・普通の演出だけど、解剖シーンはふんだんにあるし、かなりリアルだと思うので、そっち系が好きなら楽しめる。
逆にグロ描写とか心臓に悪い系演出が苦手な人にはオススメ出来ない。

でもこの映画で一番大変だったのは死体役の女優さんだと思う。アカデミー死体女優賞があるなら受賞させてあげたい。
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