しょうちゃん

ジェーン・ドウの解剖のしょうちゃんのレビュー・感想・評価

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)
4.0
2017年56本目の劇場鑑賞。

謎めいた身元不明の死体が持ち込まれたことから、
次第に恐るべき怪現象に見舞われていく検死官親子の運命を、
死因を巡るミステリー要素と戦慄の恐怖演出で描き出していく。

前作「トロール・ハンター」が世界的に注目を集めたノルウェー人監督アンドレ・ウーヴレダルが、
記念すべきハリウッド・デビューを飾ったホラー・サスペンス。
てっきり死人の名前がジェーン・ドウさんだと思ってたけど、
全く違ってました。
ジェーン・ドウの意味は、
身元の分からない女性を呼ぶときに使われる名だそうです。
その女性の死体には外傷がなく死因は不明。
ジェーン・ドウの死因を突き止るため解剖を開始すると、
次々と不可解な現象が発生します。
本作の見所といえばリアルな遺体解剖描写だと思います。
死体の完成度も高すぎて、
俳優と人形の見分けがつかないほどでした。
物語の謎は女性が一体何者なのか?
どのようにして殺害されたのか?
親子がミステリーを解いていく過程が面白く描かれてます。
見ごたえ十分のホラー映画でした。
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