たつなみ

ジェーン・ドウの解剖のたつなみのレビュー・感想・評価

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)
3.0
シチュエーションはとても面白いのに『惜しい!』という作品。

前半は解剖の工程を経ながら”謎の遺体”ジェーン・ドゥの秘密に科学的にアプローチしていく為、どんどんストーリーに引き込まれていく。
解剖なのでグロいシーン連発たが、そんなことよりもこの美しい死体の秘密が明らかになる過程がとても面白い。

…だが残念なことに、ある所からオカルト的な展開になっていったのはとても残念!
『検視官のプライド』を最後まで貫き通して、理解不能な現象に立ち向かうという、”お仕事映画”的な展開だったら最高に楽しかったかもしれない。

ものすごく劇場で観たかった作品だが、残念ながら予告編で予想出来るレベルと言わざるを得ない。
あと暗闇のシーンはとても見辛くて、何をしてるか良く分からなかった。

冒頭で『きみに読む物語』をコケにしたセリフは面白かった。
観たことないけど私も多分5分で寝ると思う…(^_^;)