みや

ジェーン・ドウの解剖のみやのネタバレレビュー・内容・結末

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

家族全員が惨殺された家屋の地下から発見された身元不明女性の死体を検死解剖した親子が様々な怪奇現象に襲われるホラー。

ジェーン・ドウとは身元不明女性のこと。
初めて聞いた言葉だった。

物凄く面白かった。
特に映画の大部分を使っていた死体解剖場面が素晴らしい。
美しいグロ。凄く好き。
どんどん体が開かれていくにつれて、どんどん謎が増えていく。
皮膚の内側に呪いの言葉が描かれているのは特に最高だった。
他の死体もリアル(見たことないけれど)で、動いてからも良い感じ。
前半で伏線が貼られていた鈴の音にはワクワクした。

死体に対して平然と対峙する検死官親子が前半で描かれるからこそ、後半で怯えだす彼らを観ると、恐怖が倍増する。
息子は可愛いらしいし、彼女も美人さん、パパも優しさに溢れていて、どの人物も魅力的だった。
だからこそ、この結末は救いが無くて寂しい。
みや

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