すずき

ジェーン・ドウの解剖のすずきのレビュー・感想・評価

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)
3.9
現代のアメリカ。
そこである一家が惨殺される事件が起きた。
その家の地下で見つかった、身元不明の女性遺体、通称ジェーン・ドゥ。
代々検死官を生業とする父子、トミーとオースティンは、彼女の死因を検証する。
だが、その遺体には現代医学ではあり得ない点が幾つも見つかり、更に解剖中に超常現象まで起こり始める。
果たしてジェーン・ドゥとは何者なのか…?

怖かった、でも面白かった!
序盤は結構しっかり医学的検知に基づいた描写をしてて、サイコホラーサスペンスっぽい。
でも中盤からずっとオカルトホラーで、ジェーン・ドゥの正体も科学的に説明がつく様なモノではないので注意なされよ。

ホラー映画的に少しは必要だけど、個人的にはビックリさせる演出は好きじゃない。
自分はそれよりも、出るぞ出るぞ、と身構える怖さの方が好きなのだ。
この映画はそのバランスが良かった。
あと解剖を扱う映画なので、当然ゴア描写はバリバリあります。私、そっちはOKなので。

この映画のヒロイン、ジェーン・ドゥが良かった。
オールヌードでおっぱいから内臓まで見せてくれる、サービスたっぷりのヒロイン。
最初から最後までずっと死んでて、当然言葉の一つも発しないんだけどキャラ立ってるよなぁ。
役者の方はモデルだそうな。どうりでキレイなわけだ。すきっ歯もチャームポイントよ!
ラストの「チリン♪」もなんだか可愛かった。