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ジェーン・ドウの解剖のkuのレビュー・感想・評価

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)
3.6
今作は、アメリカ発のホラー映画です。

内容は、とある一家が無残にも殺害された家の地下で身元不明の女性の変死体が見つかり、検死することになったトミーと息子オースティン。死因を調べるため解剖を進めるにつれ、驚くべき事実が次々と明らかになる。やがて、親子に不可解な現象が襲い掛かり……というもの。

90分という短い時間、終始遺体安置所で展開していくというシンプルな内容ながら、監督が驚かそうと想定している場面では、間を上手に使い、瞬間的に画面でも音でも迫力があるため、結構ハラハラしました。

出てくる主なキャラは、遺体安置所で働いている親子と、素性を知らない綺麗な女性の死体という少人数で、このジャケットにも映っている女性の死体に外傷がなく、綺麗なままで存在していることが、作品全体を通して緊張感を底上げしているように思いました😨

また、序盤から死体解剖のシーンが流れ、それもかなりリアルに再現されているので、グロい場面が苦手な方は注意した方が良いと思います。特に、肋骨を切断する所や心臓や脳を取り出す所のクオリティが高く、骨を折ったり切断する時のSEは、今も脳裏から離れないです😓

リアルな解剖シーンから始まり、徐々に不自然な現象が起こる一室。この怪現象によって、親子はどうなってしまうのか、「ジェーン・ドゥ」という呼び名がつくこの死体は、一体誰で、死因は何なのか。解剖した身体の中からは何が出てくるのか。気になる方はぜひ見てみてください🤗
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