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ジェーン・ドウの解剖のcinemakinoriのレビュー・感想・評価

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)
3.5
ワンシチュエーション・サスペンス・ホラーって事で宜しい?

図らずも、この作品で初めて“ジェーン・ドウ”という言葉を知った。

ジェーン・ドウ=身元不明女性

不可思議な身元不明の遺体を検死解剖する親子が、解剖室という密閉空間で巻き込まれる、これまた不可思議過ぎるあれこれを、解剖によってその謎を説いていくという斬新なテーマ。
87分という短さでかなり王道なホラー演出によってビビらせてくれる。
フラグが立てば必ず何か来る的な演出は、初っ端以外はある種の耐性が出来てしまうのが少し残念なところたが、ガッツリとホラー寄りではなく、なんとなくオカルトサスペンス要素を前面に出して来るので、ストーリーを深読みしている中でのビビらせ効果は意外とすんなりその術中にハマってしまう。

これ以上の内容に関するレビューは相当面白さを削ぎ落としてしまう為、余談的ネタitemだけ投下します。

・監督はスタンリー・キューブリック好き
・君に読む物語は5分で寝た→共感w
・ストリキニーネはヤバい
・旧約聖書は本当に奥が深い
・グロ系NGの人は多分無理
・B級映画だが恐怖感はA級
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