結局アレは何やったん？！っていう、複雑怪奇な謎が余韻として残りまくってるけど、総じて好きな類いの作品だった。
ヒット曲や広告に巧みに隠されたサブリミナル効果（ゼイリブっぽい）、大富豪と美女の失踪、連続する犬殺し・・・すべて線で繋がっているようでいて全部点のような。。。
「セリーヌとジュリーは舟でゆく」を観た時の、あの摩訶不思議で捉えどころのない感覚と似てる。ただし、かなり毒性があるポップさ。
https://filmarks.com/movies/25900/reviews/16713762
夢なのか現実なのかもわからないダラリとした情景が続き、世界の果てのような場所に迷い込んでも翌朝には必ず近所をほっつき歩いてる主人公に狂気を感じる。
ピアノでニルヴァーナやピクシーズやらを弾きまくるシーンが楽しすぎた。全体を通して音楽がよい◎
