つばさる

アンダー・ザ・シルバーレイクのつばさるのレビュー・感想・評価

4.2
映像的に面白そうだったので気になっていました。
ストーリー ★★★★☆
キャラクター★★★★☆
オシャレ度 ★★★★★
エンタメ度 ★★★★☆
メッセージ性★★★★☆

ポップカルチャー、都市伝説、誇大妄想、悪夢のような幻想、陰謀と暗号、サブリミナル効果など…このミステリーは数えきれないほど多くの要素で構成されていて、私はほとんど把握出来て無いかと😅

何か意味深だったり、これなんとなく懐かしいとか、これ見た事ある気がする!っていうデジャヴを感じる。
で、ぶっちゃけよく分からない(笑)
それでも次々と起こる予想外の出来事に、140分の上映時間は飽きる事なく過ぎました。

主人公サムの前にタイミングよくヒントが舞い込んで来るのが、なんだか余りにも都合良すぎて、まるでロールプレイングゲームを見ているようでした。
常に誰かの手の平の上で転がされている感じ。

映像はとにかくオシャレで、舞台はひと昔前なのかと思うほどファッション、インテリア、音楽、アート、映画、ゲームなど20世紀ポップカルチャー盛り盛り。
本屋のカウンターが本を積み上げたデザインなのがめちゃくちゃオシャレだった。

DVDプレイヤーではなくビデオデッキだし(監視カメラさえビデオデッキ)CDではなくレコード。
かと思えばドローンやテレビ電話が出て来たり(テレビ電話なのに黒電話ぽい仕様)と、時代感が狂う(笑)

それにLAってリスやスカンクやコヨーテが普通に居るって知らなかった。

登場するヒッチコックの墓は本物?

回数を重ねる毎に新しい発見がありそうな映画。ジワジワ来る。

それにしても、やたらと裸と下ネタが多い…!(笑)

ちなみに同監督の「イット・フェローズ」はホラーが苦手な為まだ観てませんが、勇気出せたらいつか観たいと思います。

2019年劇場鑑賞4本目
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