『不思議の国のニート』
あれ〜(´-ω-`)思ってたのと違った。
消えた女…この街は何かに操られている…と来たらタイムパラッドクス的なSF的なミステリーを想像していたら、
欲望と羨望と血とエロが融合した毒々しい感じでしたね。
ダークサイドLA.LA.LANDと呼ばれているのも頷けます。
「イットフォローズ」は結構好きだったんだけど、あの監督が好き放題撮ったらこうなる!!ってのを見せられた感じね(笑)
やたら出てくる女の子みんなちょっと骨太で男顔っぽかったのは監督の好み?
私は都市伝説とか、陰謀論とか全然興味ないので、逆にそこに固執する主人公の心理が気になった。
例えば、一部のセレブ達だけが世の中を動かしているという考え方。
私はそんなものはない、腹立つからあってほしくない、あったとしても我々庶民は落ちてきたものを選んで楽しめばいいのだからそこを気にしても仕方ない、と考える。
しかし主人公はあるのではないかと考え謎を追い続ける。
何故か?そこに憧れがあるから。
そっち側に行きたいと思っているからでは?
プールのあるパーティー会場はいいですね!夜の水着パーティー!行ってみたい!
全体的にちょっと長く、キモい感じの主人公がひたすら「消えた女」ことサラの影を追いかけ続ける過程で様々なカオスワールドを見続ける感じ。
途中まで現実だと思ってたんだけど、
湖で裸で泳いでいるところを襲われてそのまんま自宅まで裸で帰ってきたり、
事が起きた→次の日の朝!ってシーンも多く、まるで劇のようにシーンがぽんぽん変わるから悪夢でも見てるみたいにも感じ取れる。
そこまでグロくないのになんらかの気味の悪さとグロテスクさを感じる作品。
梟のキスはわりとトラウマで、
寝る前電気消すのちょっと怖かったよ(笑)
ゼルダの伝説、やったことないけど面白そうね!
ジャケットも洒落乙でよろしい。