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そうして私たちはプールに金魚を、のEPATAYのレビュー・感想・評価

3.0
今回は6本分の感想です。
テレビで札幌国際短編映画祭の模様が放送されていたから2017年映画納めは札幌国際短編映画祭で上映されたショートフィルムで。

観たのはテレビでやっていた4作と、その内1つの前作に当たる映画とそしてこの「そうして私たちはプールに金魚を、」の計6本です。

まずこの「そうして私たちはプールに金魚を、」の感想。
テレビではやっていなかったが、札幌国際短編映画賞の最優秀国内作品賞を受賞していて、サンダンス映画祭短編部門グランプリにも輝いていたので気になって鑑賞。

かなりエモーショナルな映画でした。濃密な30分間。
でも個人的にはこの作品の雰囲気があまり好きじゃない。具体的にいうと、第三の壁の越え方が好きじゃない。そこがいいんだろうけど。

次にテレビで観た4作。
『オフ』
フランス 監督:トマス・スコイー、ケビン・ゾンヌバーグ
これは発想の勝利だと思います。3分程の短編だけど面白かった。

『オーッサ』最優秀ノンダイアログ賞
イタリア 監督:ダリオ・インブローニョ
オーッサはイタリア語で骨という意味だそうです。
これも4分程度しかないけれど、不思議な画と世界観でラストに向けてすごく惹き込まれた。

『パンの床屋さん』最優秀チルドレンショート賞
韓国 監督:チョン・ジファン
子供が好きな感じがすごく分かる。けっこうメッセージ性もあって。
アニメらしさがすごく好きです。


『マイ・リトル・ガイドブック・アイス』アミノアップ北海道監督賞
日本 監督:逢坂 芳郎
北海道の十勝を外国人の目から捉えた今作。道民としては北海道を題材にこんなに面白い作品を作ってくれるのは嬉しい。
美しく十勝を描いた良い映画です。

6作目は『マイ・リトル・ガイドブック・アイス』の前作に当たる『マイリトル・ガイドブック』です。
こちらも面白いです。マイリトル〜はYouTubeで見ることが出来るので良ければ是非。


来年は大学も卒業して今より暇な時間がなくなるから映画を観られる時間も少なくなるけれどたくさん面白い映画を観たいですね。
ということで2018年もたくさん映画見るぞー!
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