masarai

そうして私たちはプールに金魚を、のmasaraiのレビュー・感想・評価

3.5
この映画、僕がフィルマで、すごーくリスペクトしているレビュアーさんが興奮気味にレビューしてたんですね。
そりゃもー鼻息フガフガいってる感じでね、ちょっとドン引きするくらい興奮してまして。
そーなって来ると気になるじゃないですか。
何しろほら、フィルマで1番リスペクトしてるレビュアーさんですから!(←リスペクトしてると言えば何言っても許されると思っているヤツw)

そんで、自分はGW明けてすぐに仕事で出張してまして、子供と一緒に映画はまたしばらくオアズケなんですね。

で、そーすっと溜まりに溜まったクリップ🖇倉庫の映画が観れるチャンスな訳なのです。

そんな感じでネット配信を活用して、この日曜日は計4本観たんですよ!やったね!
しかも出張先は割と近くに安くて美味しい鰻の店がありまして、午前中に1本観賞、お昼に鰻食べて、午後3本観賞みたいな(*´꒳`*)まさに至福ですね!(笑)

で、相変わらず前置き長いですね(汗)、その4本の内の1本がコレなわけです。
ではレビューの方してみまーす。

この映画、ジャンルとしては青春映画なんでしょうね。
でも凄くダークな青春です。
なんだろう、例えるなら金八先生の第2シーズンの最終回みたいな。(←この例えでいったいどんだけの人に伝わるんだw)

中高生くらいの、将来の不安と焦りと苛立ちみたいなものから、何かして抜け出したい!とゆう気持ちが、凄く現実的に表現されてました。
この「現実的」にと言うのがこの映画の特徴なんですね。
青春映画って言っても色々ですが、スポ根とかラブコメとか非日常的な何かを題材にした物が多いと思うんですよね。
例えば、弱小チームが日本一になるまでの奇跡の物語とか、難病を抱えた彼女への愛の物語とかね。
青春映画っていうとこうゆうのいっぱいある。
(誤解しないでくださいね。僕はこう言うのも大好きです(笑))
観る側が自分では体験できないことを疑似体験できる楽しみってヤツですね。

でもこの映画は、そういう非現実的なとこは一切無い。
実話を題材にしてると言う事以上に、徹底的にリアルにこだわって作ってる感があります。

で、そうなると、僕も学生の頃はこういう事考えてたよなぁ、、、となるわけなんですけど、、、ごめんなさい嘘つきましたm(_ _)m
自分は中学・高校と何も考えずに馬鹿ばっかりやってたので、こんな風に将来を不安に思ったり悩んだり焦ったり憤ったりしたことないですね(^◇^;)

でもこの映画見て、自分は中高生の頃こんな事考えてたなとか、こんな事やらかしたな、みたいに思い起こす人は多いんじゃないかな。

上映時間が30分と短いので、話がサクサク進むのも良いんですね。

残念ながら、僕は紹介してくれたレビュアーさんみたいに琴線に触れると言うところまではなかったんですが、楽しく観れました。

補足:この映画、件のレビュアーさんから教えてもらってYouTubeで観ました。
でもYouTubeで普通に検索しても予告編しか引っかからない(^_^;)。。。
なので、気になったので調べたら、
コトプロダクションと言う映像制作会社が作成した映画なのですが、この会社が主に海外の配給会社向けに映画本編をYouTubeにUpしてるページみたいです。
(だから英語字幕が付いてるんですね)
が、違法コピーではないようなので、ここに貼っておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=-zmtPP-yeA8&t
ただし、コトプロダクションに許可を取ったわけでは無いですし、YouTubeから削除される事もあると思うので、早目に観といた方が良いかも。
YouTubeから削除されてたらコメント下さい。このレビューからも削除します。
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