そうして私たちはプールに金魚を、の作品情報・感想・評価

そうして私たちはプールに金魚を、2016年製作の映画)

And so we put goldfish in the pool.

上映日:2017年04月08日

製作国:

上映時間:27分

3.9

あらすじ

「そうして私たちはプールに金魚を、」に投稿された感想・評価

NOOO000ooo

NOOO000oooの感想・評価

4.0
電通のCMプランナー長久允氏が監督脚本、サンダンス映画祭で日本映画として初めてグランプリを受賞したという27分の短編。youtubeでもvimeoでも無料公開されてますよ。

凄くいい意味で電通っぽい作品だと思います。彼らのご商売って時代のニーズとチューニング合わせていくお仕事なのだと思いますが、バブル世代、ロストジェネレーション世代、ゆとり世代ときて、現代の「さとり世代」の悟ってる風って実際こんな感じなんでしょ?と感じさせてくれます。この作品に散りばめられた現代日本的なギャグやらセンスやらモチーフやら世代観やらって、電通の最前線で時代とチューニング合わせてる人ならではだなーと妙に感心した次第。こういうの見ちゃうともうちょっとTVでも見て俗社会から時代感覚を養わねばと思ってしまう。ちなみに、悟りの次には「つくし世代」が控えているようですぞ。

この作品...というか世代?ロスジェネ世代の自分('74)の世代だと盗んだバイクで走り出して校舎の窓壊して回るという尾崎豊な価値観が定番だったけど、なんかふつうの子達が「プールに金魚を放してジャブジャブする」って非行とは結びつけづらい反抗ってマンガみたいなユーモアあって面白いじゃない!そして、この手の日本的なセンスが海外で受けたのってなんか妙に嬉しいな。これは日本が世界に誇れるマンガ的な風情のコンテンツだと思うから。

しかし、昨日見た80年代の女子高が舞台の「でーれーガールズ」とのギャップが凄まじい。
みくこ

みくこの感想・評価

3.5
こういう語り調の映画はどうしても好きなんだよな〜
金魚見せてくれなかったからちょっと不機嫌
飯島新

飯島新の感想・評価

4.0
テンポよくて想像できなそうで想像できるような展開を意外な形で映像化されてる作品
塚口サンサン劇場にて そうして私たちはプールに金魚を 鑑賞 2012年夏 3年の女子中学生4人が盗んだ金魚をプールに放した話。とだけあらすじを読んで見た。
この歳になって、こんなに学生時代の自分の気持ちを揺さぶられる映画に出会えるなんて。
初めてナンバーガールを聴いた中3の時を思い出した。
中学生 時間はあるが金はない、バイトも出来ない、部活も習い事もあってもまだ余る、なんとなく過ぎてく毎日をぼーっと過ごした昔の記憶。
彼女達はプールに金魚を放てたけど私は放てない側の人間だった。
彼女達の心情は解らないけどすごくリアルで嘘みたいな本当の話。
他の人がどういう感想を抱くかは分かりませんが私には刺さりまくった。
退屈とは、閉塞感とは、諦めとは、
のオムニバス。

「説明的」の真逆のようでいて、
むしろ彼女たちの行為の動機は
はっきりと描かれていたような。

「広告代理店CMプランナーというクリエイターであり雇われサラリーマンでもある身で、変えられない会社(社会)という大きな力に振り回されがち、という境遇の監督が作った」と聞いて
へー納得!となりましたとさ。
Izumi

Izumiの感想・評価

3.9
フィルムっぽい色調がとても好きだったし、
全体的に映像が好みで、好きなシーンがたくさんあった。

悶々としてる女子学生の映画ってなんでこうも惹きつけられるのか
中学生の私にはなかった、鬱屈として閉塞的な日常を過ごす彼女たちがとても大人に見えた。最初と最後の、カラオケで森高千里の17才を歌ってるシーンが最高に良かった。一瞬のプラズマがかっこ良かった。

こりゃ面白い。
短編として大成功している。

クセになる映像
テンポの良い編集
独特なセリフ


ドが付く程ではない田舎で一生を終える。そんな不安と不満が入り混ざったプールで泳ぐ金魚。綺麗なのか、綺麗じゃないのか。映像で確かめることはできない。だから良い。だからリアルな青春を描く映画は面白い。

山岸聖太を彷彿させる。
彼が好きならこの映画も100%好きだろう。


YouTubeで観れるので、ぜひ観て欲しい。
ににに

にににの感想・評価

3.5
センスしかない
さわだ

さわだの感想・評価

4.3
短編で間違いなくB級なんだけど映像もセリフも全部モラトリアムで頭に残る感じで鮮烈です…。実写版浅野いにおって感じだ。
地方に住んでるからかなんとなく閉鎖されてて退屈な感じとかなんか起きねーかなーって感じとか超わかる…って感じでした。
クリトリックリスとかぼく脳出てんのウケたね。
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