そうして私たちはプールに金魚を、の作品情報・感想・評価

そうして私たちはプールに金魚を、2016年製作の映画)

And so we put goldfish in the pool.

上映日:2017年04月08日

製作国:

3.9

あらすじ

2012年の夏、埼玉県狭山市にある中学校のプールに400匹の金魚が放たれた。犯人は4人の女子中学生。「キレイだと思って」と供述した4人の15歳の少女たちがプールに金魚を放った本当の理由とは・・・!? 実際に起きた事件を元に、少女たちの心情を斬新な視点で切り取ったスピード感あふれるショートフィルム。アイス、部活、祭り、ゾンビ、ボーリング、自転車、カラオケなど記憶を刺激するモチーフの連続で、観る者の…

2012年の夏、埼玉県狭山市にある中学校のプールに400匹の金魚が放たれた。犯人は4人の女子中学生。「キレイだと思って」と供述した4人の15歳の少女たちがプールに金魚を放った本当の理由とは・・・!? 実際に起きた事件を元に、少女たちの心情を斬新な視点で切り取ったスピード感あふれるショートフィルム。アイス、部活、祭り、ゾンビ、ボーリング、自転車、カラオケなど記憶を刺激するモチーフの連続で、観る者の想像を裏切り続ける25分間。

「そうして私たちはプールに金魚を、」に投稿された感想・評価

nooooori

noooooriの感想・評価

4.0
電通のCMプランナー長久允氏が監督脚本、サンダンス映画祭で日本映画として初めてグランプリを受賞したという27分の短編。youtubeでもvimeoでも無料公開されてますよ。

凄くいい意味で電通っぽい作品だと思います。彼らのご商売って時代のニーズとチューニング合わせていくお仕事なのだと思いますが、バブル世代、ロストジェネレーション世代、ゆとり世代ときて、現代の「さとり世代」の悟ってる風って実際こんな感じなんでしょ?と感じさせてくれます。この作品に散りばめられた現代日本的なギャグやらセンスやらモチーフやら世代観やらって、電通の最前線で時代とチューニング合わせてる人ならではだなーと妙に感心した次第。こういうの見ちゃうともうちょっとTVでも見て俗社会から時代感覚を養わねばと思ってしまう。ちなみに、悟りの次には「つくし世代」が控えているようですぞ。

この作品...というか世代?ロスジェネ世代の自分('74)の世代だと盗んだバイクで走り出して校舎の窓壊して回るという尾崎豊な価値観が定番だったけど、なんかふつうの子達が「プールに金魚を放してジャブジャブする」って非行とは結びつけづらい反抗ってマンガみたいなユーモアあって面白いじゃない!そして、この手の日本的なセンスが海外で受けたのってなんか妙に嬉しいな。これは日本が世界に誇れるマンガ的な風情のコンテンツだと思うから。

しかし、昨日見た80年代の女子高が舞台の「でーれーガールズ」とのギャップが凄まじい。
edmm

edmmの感想・評価

-
dentsu☆
短編映画のよさを見つけた。
森高千里の17才をカラオケで高校生が熱唱する感じよかった。
超前提知識として、電通でCMとかバリバリ作ってる広告マンが、自分が本当に作りたいものはこれだ!って作ったというものを知ってたので、あ〜こういうことかと思いながら見た
カルチャーっぽいところもあるし、現代演劇っぽいし(チェルフィッチュを思い出す)、CMっぽいし、見やすい
本当に作りたいものを散りばめたら海外のすごい賞取れちゃった〜っていうのが広告マンっぽくていいなあ…と思った
テンポ○
ちりばめられた演出が良い
監督がCM出身っぽいと思ったらやっぱりそうでした
Qinemagic

Qinemagicの感想・評価

3.8
毎日毎日が超退屈。刺激が無い、事件が無い、彼氏もいない、けど別に不幸じゃないし、むしろそれなりに幸せ。そんなどこにでもある地方の町に住むどこにでもいる女子中学生4人が起こした事件の顛末。

何も変わらない日常と、何かを変えたいという願望のギャップを感じながら、まぁいいかと楽な方へと流される毎日。でもやっぱり退屈だからプールに金魚でも放流してみますか、っていう無邪気な無鉄砲さに嫉妬する。

15歳の彼女たちがカラオケで歌う'17歳'。割れたグラスの中身がメロンソーダなのに、女子中学生という存在価値を自覚しているあざとさもあったりする。最高に面白い短編作品だった。
Quietboy

Quietboyの感想・評価

5.0
最高!
そもそも、女子中学生が夜のプールに金魚を大量に放流して一緒に泳いだっていう実際の事件内容だけで実に映画的なんだけど。

誰が映画化しても良さそうだけど、
長久監督でよかったなーー!

トチ狂って、アニメの方の
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?みたいになったら台無しだからね…


生まれながらにして退屈で、
THEありふれてる

地方都市の国道沿いならそれは顕著なんだろなと思うけど、
たぶんどこでも同じだと思う。

何も意味なんかなくて、
誰のこともわかんない、
したいこともないのに、
そこそこ悩んだりして、
でも、そこそこ幸せで、

一生この町からでらんないって勝手に諦めちゃう。


でも、だいたいみんなそんなもんでしょ?

うん。すっごいわかるわーー!

そりゃプールし金魚放流するわ!


なんかマジどーでもいいんだけど、
そういう刺激的な事件、
誰かやってくんないかって、
俺ら内心心待ちにしてるんだよね…
だって、自分でやるのだるいし。
マジJCグッジョブ!って感じ?



だけど、彼女らに俺は見透かされてる。

お前の為にやったんじゃねーよ、バーカ!
って、
地方都市の若者の閉塞感や将来への不安を切り取った瑞々しいジュブナイル映画の金字塔だ!
なんてクソみたいなレビュー、
絶対書けない、

なんかまぁ、そんなこともあんじゃねー?
みたいな感じで軽く受け流すくらいがちょうどいいし、
映画も25分で十分だろうと思う。

つまらないのは、俺の方?
Shiro

Shiroの感想・評価

3.8
30分もないので気軽に観れる

いろんな映画をオマージュしたのかなという演出

ちょっと笑える

出てる人が意外と上手い

あの調子で2時間あったらきついけど、30分程度だとギュッと詰め込んでいて丁度良く、とても面白かったです

ただ人を選ぶかも
Yuma

Yumaの感想・評価

3.7
【BORN TO BE ZOMBIE !!】
自分がやること全てに理由づけることが出来るようになったのはいつからだろう。
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