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おとなの事情のfukuのレビュー・感想・評価

おとなの事情(2016年製作の映画)
4.2
スマートフォン、ジェンダー問題など、今ならではの会話劇で、観ていて声を出して笑ってしまう場面が多い。
テンポが非常に早く、次々とメタファーを用いた皮肉的なジョークが飛び交う。言われるとムッとするが、皆次には忘れて次の会話に向かうのが爽快。この感覚は日本人には持ち合わせてないと思う。

そして訪れる結末…これにはビックリだけど納得できたし、まさにこれだよ、 と思った。
あの結末は今の人間関係を痛烈に皮肉っていたように思えた。より本音が言い合えるイメージのあるイタリア人でもこうなんだと。
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