おとなの事情の作品情報・感想・評価 - 49ページ目

おとなの事情2016年製作の映画)

Perfect Strangers/Perfetti sconosciuti

上映日:2017年03月18日

製作国:

上映時間:96分

3.7

あらすじ

「今では携帯はプライベートの詰まったブラックボックス。ゲームをしない?食事中、かかってきた電話、メッセージをみんなオープンにするのよ」。友人夫婦7人が集う夕食の場で、エヴァはいきなりそう提案した。新婚のコシモとビアンカ、反抗期の娘に悩むロッコとエヴァ、倦怠期を迎えたレレとカーロッタ、恋人に今日のディナーをキャンセルされたペペ。「何かやましいことがあるの?」と詰め寄る女性陣に、男性陣も渋々ポケット…

「今では携帯はプライベートの詰まったブラックボックス。ゲームをしない?食事中、かかってきた電話、メッセージをみんなオープンにするのよ」。友人夫婦7人が集う夕食の場で、エヴァはいきなりそう提案した。新婚のコシモとビアンカ、反抗期の娘に悩むロッコとエヴァ、倦怠期を迎えたレレとカーロッタ、恋人に今日のディナーをキャンセルされたペペ。「何かやましいことがあるの?」と詰め寄る女性陣に、男性陣も渋々ポケットを探り、テーブルには7台のスマートフォンが出揃った。メールが来たら全員の目の前で開くこと、かかってきた電話にはスピーカーに切り替えて話すことをルールに、究極の信頼度確認ゲームが始まる――!

「おとなの事情」に投稿された感想・評価

たけむ

たけむの感想・評価

3.7
イタリア語の畳み掛ける話し方と静まった緊張感ある演出によって飽きない会話が繰り広げられる

月食の夜、四組のカップルの会話劇。まあ7人だけど…。

隠し事や秘密を全てさらけ出したらどうなるか。きっと傷つくことになるし、関係も崩壊するかもしれない。

でも、もっと分かり合えるかもしれない。失った愛が取り戻せるかもしれない。
単純なゲームのなかにこんな微かな希望が存在しているはずだ。


予想通りゲームによって皆マズい状況に陥る。傍観しているこちらにとっては面白くて仕方がない。モラルをちょっと取り払えば、終始笑いながら見ていられるくらいに。

結局、秘密はさらけ出さない方がいいっていうのがこの映画の結論だろう。ただ一組関係が崩壊しなかったカップルもそう言う。

面白いのはその後のラスト。月食が終わりまるでいざこざを全て忘れたかのように帰るカップル達。
彼らを見ると、秘密をさらけ出すことで深く分かり合えるという可能性は微かに残されたように思える。


2017-54
笑いどころ多くて、面白かったです。ただラストは非現実過ぎて、そのまま受け取っていいのか解釈に困ってしまった。

多かれ少なかれ、人は隠し事を持つもの。
秘密ごとはなしね!そんな夫婦間、友人間の中でも、やはり隠し事はある。

全てをさらけ出すと、その関係にヒビが入るから。

それこそ私達の関係は脆く壊れやすいものであるから。

今作は主に会話劇メインです。イタリア語ですし、苦手な人は苦手かも。
しかしながらですよ、低コストかつこれだけテーマをはっきりさせた作品はやはりいいものです。良作。
今作に関してはラストがまたいい。

私達に秘密ごとはないでしょ?
そこで始めたゲーム。

ゲーム内容は至ってシンプル。

みんなでケータイをテーブルに出し、届いたメールをみんなに見せる、電話ならスピーカーで話す。

ほっこりするような秘密ごともあるんです、しかし、ケータイというブラックボックス。

当然ながら、みんな秘密があり、それが次々と明らかになっていきます。

ハプニングもあり、途中からは着信音がなるたび、私が冷や冷やさせられる。今はあかん!ってwwww

設定も面白いし、余韻も残る。
chizuru

chizuruの感想・評価

4.3
予想以上に面白かった!観に行ってよかった!
大人になればなるほど彼らみたいに秘密を持って、この人には言ってもいいか、ダメか、とか駆け引きしながら生きてるよなって改めて思った。
密室の会話劇自体大好物だけど、これはテンポが良くて本当に退屈しないし、次の展開が楽しみで仕方なかった。他人事だからこういう風に見れるけれど、自分に置き換えてみると怖くてドキドキ。悪いことしてなくてもみんな隠し事はあるし、そもそもあの状況だとなんてことないやり取りでも意味を勘ぐってしまうから怖い。でも、笑いどころもあってしんどくならないくらいの距離で見れて、正直とても楽しかった。笑 差別的な発言のシーンは見るに耐えなかったけど…
ラストの解釈は様々かな?どうして彼女がゲームをやろうと言い出したのかも話し合ったら面白そう。
次々飛び出すイタリア語が聞いてて気持ち良い!料理見てたらめっちゃお腹すいた。
日本人は粘着質らしい。笑
りりー

りりーの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

よく出来た会話劇で面白かった。携帯の着信・メールによって七人の関係性にヒビをいれながら、思わぬ方向へ物語を運んでいく監督の手腕に惚れ惚れ。
一度秘密を知ってしまったら、もう知る前には戻れず、選べるのはその秘密を許すか、許さないか。あの夫婦・友人たちの中に、前者を選ぶことのできる人は、そしてその価値のある関係は、はたしてあったのだろうか。しかし結末の意地悪なこと!
obao

obaoの感想・評価

4.4
@シネ・リーブル梅田
あぁぁぁ…怖い、怖い。お化けの出るホラーよりホラー。殺人事件が起こるサスペンスよりもサスペンスフル。
しかし、所詮は他人事、、、笑えます。

幼なじみからの友人 男4人とその奥さん3人が集まった食事会…月蝕パーティ。誰かがスマホにかかってくる電話やメールを公表するという恐ろしいゲームをしようと言ったのが、悲劇(喜劇)の始まり。

スマホというブラックボックス。
人に見せられない秘密…特にパートナーには!

次から次へと暴かれてゆく秘密に戦々恐々と。居心地悪くても…何て他人の不幸は笑えるのでしょう。
キナ

キナの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

地味な内容だしあまり期待しないで観てみようと思ったらそうでもない、すごく面白かった。
イタリア語って映画でもあんまり聴き慣れてなかったけど、巻き舌でバーッと喋るもんだから面白くて飽きない。

ホームパーティーっていうワンシチュエーションだけど、大人の友人たちの会話劇がかなり面白かった。
まあよくもこうタイミング良くこんなメッセージや電話が来るもんだなーとは思うけど。
奥さん方が軒並み美人揃いで目の保養になった。

かなりエグい関係も露わになるけど、オチとしては携帯見せるゲームはしてなかったってことでいいのかな。
秘密を秘密としてバレることなくそのまま過ごしているのと、すべて分かってそのまま家庭が壊れるのと、どちらが幸せなんだろうと考えた。
まあ何にしろ、帰り道でエクササイズするペッペは可愛かった。
うーん、言うほどかなあ…
濱口竜介のパッションの真実ゲームの方が1億倍面白い
とび

とびの感想・評価

3.9
月食の夜のホームパーティー。スマホが暴くそれぞれのプライベート。
巧みな会話劇によって、傍観者のつもりが、いつのまにか自分もホームパーティーの一員になったかのように、ハラハラソワソワしながら観ていたことに気づく。軽妙なのに後味がしっかり残る。