あーびん

ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣のあーびんのレビュー・感想・評価

3.8
タトゥーだらけのボディに
公演前痛み止めなどの薬を山ほど飲んでいるオープニングに意表をつかれる。
あんなに優雅な踊りなのに肉体は悲鳴をあげているのね。

8歳で家族の希望を一身に背負ってウクライナでバレエを始め、
13歳で英国に単身留学し才能と努力でメキメキとのし上がる。
家族は彼のバレエを支えるために異国に出稼ぎしバラバラに。
ロイヤルバレエ団で史上最年少プリンシパルとなるが
両親の離婚で鬱になり結局退団する...
家族は彼の金銭の工面の為に家族一緒で過ごす時間を犠牲にしてしまった。
成功はしたけれど多感な時期に家族の愛情を得られなかったセルゲイ。
悲しいなぁ。でも孤高の表現者というイメージがぴったりハマる。

まぁ~見てたらすごいジャンプで驚いた。
高くて時がとまったかのような。
しかも少女漫画の王子様のようなイケメンで
彼の練習を見ている女子たちが皆ポケーっとなるのもわかる(笑)

最近は何してるのかと調べたら子供が生まれてパパになったんですね~
よかったね(^^)
あともうこれ以上タトゥーは増やさないほうが...
あーびん

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