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ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣のne22coのレビュー・感想・評価

4.3
2017年劇場観賞 73作品目

公開時からずっと気になりつつも遅ればせながらの観賞…でしたが、本当に劇場公開期間に観てよかった!ちょっと気になってたとか、迷っている方には本当にオススメしたい。

ドキュメンタリーってちょっと説明的になりがちだったり、退屈なシーンが絶対に数カ所はあるイメージだけど、この作品は最初から最後までのめり込んで観れた。後から思ったのはもちろんセルゲイの踊りシーンでかなり惹き付けられるんだけど、音楽とか、エピソードの挿入の緩急もかなり良かったのかも。

ただ、そういう細かい事はおいておいて、引退を決めたセルゲイの "Take Me to Church"のダンスシーンが美しすぎて、それだけでもスクリーンで見る価値は多いにあります。
彼のこれまでの人生が籠められた魂のバレエが胸に突き刺さりました。

人間の存在意味や生きる源についても考えさせられるものがありました。
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