ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣の作品情報・感想・評価

「ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣」に投稿された感想・評価

ダンスが美しかった、
自分がこれまで観てきたドキュメンタリー映画の中で間違いなく最も美しい作品。とにかくセルゲイ・ポルーニンから目が離せない。人間の肉体とはかくも美しいものか、と何度もため息が出た。

しかし美しいだけではない。スターの光に付き物な「闇」がもちろん彼にもあった。深い深い、闇。家族を愛し、その愛ゆえに苦しみ、自分の道を見失う。Take Me to Church があれほど人の心に染み渡り揺さぶるのは、セルゲイ・ポルーニンがどん底を、痛みを、苦しみを、憎しみを、知っているからこそだ。彼の身体表現に救われた者はどれほど多いだろう。私もその一人だ。

セルゲイ・ポルーニンがこれから踊りの道を全うするのか、はたまた役者人生を選び取るのか。本人にも定かでないのかもしれないが、どんな道を彼が進んだとしても応援していこうと思えた。
Mis

Misの感想・評価

5.0
初めてDVDを買った映画
セルゲイの家庭環境に共感しすぎた節はあるので、一般的な家庭環境で育った人が同じように見れるかはわからないんだけど、特にダンスの知識もないのに、映像を見ているだけで、一目でどれがセルゲイかわかる。
ズバ抜けすぎなのだ。
一人だけグルグル長時間回り、誰よりも高い跳躍をし、
体の軸が芯でも入ってるかのように真っ直ぐ。
すごく美しいゆえに、消費するだけの人間はもっと見たいと思ってしまうし、本人の葛藤や苦しみを理解することはできないんだろうなと思う。
私は映像を見ていて、この人の生活の中から踊ることが完全に消えることはないんじゃないかなと思った。
人生に密着しすぎてるし、あそこまで自己表現の方法や何かしらの昇華を知ってしまったら、完全になくなるまでは、すごく長い時間がかかると思うから。
何処かのサイトで、今は後継者の教育がきになると言っていたから、
形が変わっても(形なんてものは何も変わらないのかもしれない)、
続いていくことに安心した。
切身

切身の感想・評価

3.5
レベルが違うのは、DVD を見る限り火を見るよりも明らかだった。
このバレエ素人が見ても。

よく撮ってたもんだ。将来大成するって、明らかだったからかねぇ。

この子は家族をひとつにしようと、それが原動力だったんだなぁと節々に感じた。強い思いがバレエの上達をアシストした。
ぽし

ぽしの感想・評価

4.0
美しかった…
96

96の感想・評価

3.3
バレエは全然わからんし興味もないけど鑑賞してみた。

セルゲイ・ポルーニンさんも誰か知らんけど、彼が踊るシーンは指先の動きも見逃さないようにぐっと集中して魅入ってしまった。
これがバレエってやつなんすね。

誰かが宇宙人と意思疎通が出来るとしたらバレエダンサーやと言ってたけど、彼のボディランゲージならいけるかもしれない。

彼の半生を眺めてて、好きなことで夢を叶えることができても、無理し過ぎて悩みを抱えたままやと幸せになられへんねんなーと痛感した。

ダンスと適度な距離を置いたことで、やっぱりダンスが好きだと再認識してくれてほっとした。家族ともちょっぴり仲直りできたみたいで嬉しかった。
上映期間中に近くの単館系映画館に観に行ったら満席で入れなかった今作をようやく観賞。

史上最年少19歳という若さで英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルとなった天才ダンサー セルゲイ・ポルーニンの人生を追ったドキュメンタリー。

近年のドキュメンタリーはビデオやスマホの普及で実際の映像素材が豊富なのが特徴です。
8歳のポルーニンが家族の前で踊るシーンですでに凄い才能を感じます。

その飛び抜けた才能を磨くバレエ学校に通うために決して裕福でない家族は両親、祖父母が他国へ出稼ぎに行ってまでお金を稼ぐのですが、若干9歳のポルーニンの「もう遊びは終わりだ。」というセリフに凄みを感じます。

その後13歳で英語も話せないままポルーニンは単身 英国ロイヤル・バレエ学校に入学するのですが当時の映像が物凄い。
三年飛び級してすぐにソリストに翌年プリンシパルの振り付けを学ぶのですがポルーニンが踊ると周囲で練習している年上のダンサー達が踊るのをやめてしまう程の圧倒的な才能。
漫画みたいです。

自らの才能の為に家族がバラバラになってしまい、バレエで成功してもう一度家族を1つにしたいと血が滲む努力するポルーニンに両親の離婚が伝えられるシーンは見ていられないほどツライです。

モチベーションを失いバレエの頂点にも19歳で辿り着いてしまった天才の墜落が描かれるのですが、やはりその才能を世間は放っておかない展開もすごいですね。

「オリエント急行殺人事件」でもキレのいいキックを見せていましたし傲岸不遜ながら繊細な顔つきもイイのでアクション映画の悪役をやって欲しいです。

バレエをやっていて180度開脚するアクションスターという事で個人的にはジャン・クロード・ヴァンダム2世と呼びたいです。

呼ばれたくはないでしょうが。
舞台に立ってる人がキラキラして見えるのは
魂を消耗してるからなんだと思いました。
ルン

ルンの感想・評価

4.3
凄い、力強いのにしなやかで軽い。
虜になってしまう。

彼が宙を舞う間、気のせい程度に自分もふわっと飛ぶような感覚になったみたい。

ドキュメンタリーたまに見るといいなと思うけど、かなり上位。

誰のために踊ってきたのだろうと、切なくなるけど、とっても良い男の子です!
いつかまた年齢を重ねてのドキュメンタリー見たい。
その前に生で彼の舞台見る機会があったら嬉しいな。
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