kuzira

人生フルーツのkuziraのレビュー・感想・評価

人生フルーツ(2016年製作の映画)
4.5
手作りの宝石箱と宝箱に手招きされて
優しく手解き受ける人生フルーツ

手間隙かけると、手塩にかけると
人生は美味しいごちそうにかわる

こつこつ、時をためるということ
ことこと、時を煮込むということ

人と人とが生きるという当たり前が
誰にでも実るはずの"奇跡の果実"が
色鮮やかに艶々、堂々と収穫時期を迎える

生きる可能性と生き受け入れる事の包容

いなくなっても、心で生き続けていて
私が生き続けた先にあなたは待ってる


この大都会でこの限りあるスクリーンで
この信実が観れた事は果てしなく幸運で
今日も僕は良いことがありました

人生において面倒臭い事なんて
きっとこの2人なら、ないと思うんです
なんにでも時が迎えてくれて送ってくれる

悪いことばかりに目を向けず、
良いことばかりに目を向けて
明日もきっと、良いことが起こりますよ

こつこつ、ゆっくり、ゆっくり、こつこつ
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