トレイラー暮らしの犯罪一家と言う設定からしてかなり極端で、イキナリ始まっちゃうから置いてきぼり喰らう人結構出ちゃうかも。
グラストンバリーフェスティヴァルの奥地迄行くと、ここまでやさぐれていないけど、トレイラー暮らしのまま会場入りしているジプシー崩れの家族とか普通に居るから、イギリス人はこの設定でも、あまり違和感を覚えないのかも。
っていうか鑑賞中にもしや！！と思ったけど、やっぱコレ、実話ベースだった。
イギリスの社会構造恐るべし。
と、言うわけで大胆な設定に平坦なファミリードラマを混ぜて、ハイブリッドクライム家族愛映画。
マイケル・ファズベンダーがそもそも、悪人や低所得者層のオーラが無いのでキャスティングに無理があるとは感じるが、
結果的に嫌いじゃない。
観る人選ぶと思うので、あまり人には勧めないけど...
マイケル・ファズベンダー目当てという理由だけで行くと撃沈されると思います。
