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ReLIFEのbibliophageのレビュー・感想・評価

ReLIFE(2017年製作の映画)
3.3
たまに夢を見るのは高校生だったころ。忘れ物であせる、試験であせる、好きな子の前であせる。夢に出てくるのはどきどきするけど、超ゆっくりしか動けない自分です。なんで大学生でもなく、中学生でもなく、高校生なんでしょう。きっと、未確定と確定との中間的な存在であり、何かを確定しないといけないともがいている時代だからかもしれません。中学生だと決める必要が薄く、大学生だと確定した後のあきらめ、後悔しかないからかもしれません。re life するなら確定するためのトライアルをもう一回やりたいですね。「あしたの1限目なんだっけ?」って今でも思うことがあります。

高校生、試験、夏祭り、花火、学祭、修学旅行、ちょっとステロタイプだけど覚えているのは”そこ”かもしれません。なので、そんなに波乱とか葛藤とか、そこはわりとさらっとした映画になっていますね。

平祐奈ちゃんのヘン顔、素敵です。 中川大志くん、それほどイケ面でないところが好感が持てます。千葉ちゃんの濃さもかわいいですね。

この高校、図書館上の廊下、他の映画では超能力対決やってませんでしたっけ?大様ゲーム?よく使われる学校なのでしょう。

その秘密、わりと早い段階でわかっちゃうんですけど、演出なんでしょう。ひっぱっても良かったかなと思います。そして、「君の名は」を何気に期待してしまう私。甘いなー。
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