とぅ

ワイルド わたしの中の獣のとぅのレビュー・感想・評価

ワイルド わたしの中の獣(2016年製作の映画)
4.0
視線や音、間の使い方、陰影
物陰から垣間見える鋭い目つき
濁った水の印象
時折はさまる幻覚のようなシーン
オオカミはもう1人の自分
"わたし"の中の"わたし"
抑えられない本能を同じ部屋で飼っている
ときにそれは自らの壁を壊す
制御の効かない存在
美しく狂気的
自らが恐れて閉じ込めようとしている
だけど、だからこそ好奇心は少しずつそれに近寄っていく
とぅ

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