トムトム

劇場版 はいからさんが通る 前編 ~紅緒、花の17歳~のトムトムのレビュー・感想・評価

4.0
いったいどういうニーズと勝算があって劇場版を作成しようと思ったのかは全く不明だが観てみると面白い。

「はいからさんが通る」と言えば阿部寛のデビュー作で主演の南野陽子との珍作実写版を思い出す。
あの時の2人の演技と比べれば最近のアイドル映画の演技力の高さに驚くほど。
確か「ビーバップハイスクール」との同時上映だった。

子供の頃にTVアニメでやっているのを観ていたがストーリーを理解していなかった。
少尉って名前だとずっと思っていた。
この頃の少女漫画は大河ドラマ的な壮大なストーリーが多かった。

エンディングの記憶がないと思っていたらTV版は打ち切りだったそうで今回の劇場版が初めてエンディングまでを映像化するらしい。
なので前編で紅緒が満州に行くまでをやるのでストーリーの駆け足感は免れないが重要ポイント割愛せずに描いていて好印象。
登場人物がほぼ善人なのでノーストレスで観られる。

男の目から見てもパーフェクト超人な少尉といじらしい紅緒のカップルは素直に応援できる。

残念なのはあの中毒性のある主題歌が流れなかった事。インストルメンタルでは流れるが。