kuzira

名前のkuziraのレビュー・感想・評価

名前(2018年製作の映画)
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恋愛という概念は男女やセクシャリティに
関係なく存在していいものなのだと知った

家族や友人、親子、兄弟、勿論、恋人
自分にとって大切な人、大切になりたい人

そういう偽物でも本物でもある関係にも
僕たちは一種の恋愛のような心の動きを
捉える事ができるのかもしれないなぁと

そしてそれは本来の意味として使われる恋愛とは
異なる意味をもつ概念として存在していて
それでも同じような価値観を持っていいのだと
なんとなくそれを知った時、救われた気がした

そうなのだとしたら僕はもっと恋愛したいなと
そうしてもしかしたら僕は恋愛してるのでないかと
この世界が許してくれる優しさを感じた気がする

本当の自分がどんな人でどんな誰かなんて
結局人生においてわかる日が来るのだろうか

自分自身としてはずっと自分に向き合って
自分を信じて、自分に泣いて怒って笑って

そんなくだらないような
それでいて何事も受け入れていくような
繰り返し繰り返し問いてきたつもりだけど

いざ、あなたはどんな人ですかって
説明するのはとても難しくて、嫌で、もどかしい

でもだからこそ僕は僕をわからせる為に
文章を描き続けてみる事をしてる訳だし
いつかそんな本当の自分に出会える事を
楽しみにしているのかもしれないって

そこから溢れ出して、こぼれ出した
僕の名前をいつかあなたに呼んでほしい
kuzira

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