戸田監督と横尾監督と今野杏南さんトークショーつきで。
見終わったあと、切ないような、心がさっぱりしたような感情になりました。ほぼラストシーンの明け方の空気がちょっと冷たいような雰囲気、最高。
自分がわからなくてもがいてる思春期の笑子の感情も、辛い過去があって自分から逃れたい正男の感情も、どっちも今のわたしにはグサリときてしまった…
不気味な感じで撮っているシーンもあり、ミステリーぽくもあり。カメラの撮り方とか、イラっとする先輩のシーンについてとか(あの先輩役の人、ウザっと思わせる天才笑、しかも台本じゃないなんて!!)、などトークショーで解説も聞けて面白かった
のですが、少し惜しいのが、ストーリー展開とはあんまり関係ない会話のセリフとか、間とか、演出が甘く見えてしまって。(釣り堀、今日はだめだと匙投げるの早すぎる…どう見ても数秒しか経ってない…)
笑子と正男の関係が縮まってゆくのを、も少し丁寧に見たかったな