みおこし

みにくいあひるの子のみおこしのレビュー・感想・評価

みにくいあひるの子(1931年製作の映画)
3.8
ディズニーのシリー・シンフォニーシリーズの一本。中でも特段名作といっても過言ではないのがこの『みにくいあひるの子』。

有名な童話そのままのあらすじなので割愛しますが、とにかくだった8分間のアニメーションなのに、このドラマチックぶり...!親からも冷たくされ、群れからつまはじきにされるあひるの赤ちゃんの姿を見ているだけでだいぶウルッと来ます。
おそらくラッパ?の音だと思われる、あひるの泣き声もとにかく胸に刺さるし、あのしょんぼりとうなだれる表情もアニメとは思えないリアルさ。果たして本作に感情移入しない人がいるのでしょうか!

だからこそあのエンディングは、どんなに結末が見えていてもグッと来ちゃうんですよね...。なんて美しいお話!
お母さんがあひるをハグするあの瞬間に、ディズニー作品お得意の家族の暖かみや信じることの大切さなど、素敵なメッセージが詰まっています。
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