あきしげ

エレクトラウーマン&ダイナガールのあきしげのレビュー・感想・評価

1.5
エレクトラウーマンは最大の悪役。

良かった点。

・ダイナガールの正義
・パチモンのスーパーヒーローたち

悪かった点。

・エレクトラウーマンという存在
・あまりにも寒いギャグの間
・ムダにグロいシーン
・悪役より悪だったエレクトラウーマン

本作はお手製スーパーヒーロー映画。
最初はそうだと思ってある程度期待。
しかし、実際はまったく違っていた。

普通に超能力を持ったスーパーヒーローがゴロゴロ。
ネーミングセンスは最悪だがしょうがないでしょう。

最初に言いたい事。
「エレクトラウーマンのロリはクソ」
これしかないです。

仲良しのチームが仲違いする王道的な展開。
最後には和解して悪を倒すという予定調和。

だが、本作は少しばかりやり過ぎた。
ロリのやった事は悪役以上に強烈だ。

途中から思った。
「こんなに自分のイメージを落として大丈夫なのか?」
と心配するほど。

それぐらいロリというキャラクターがクソ。
何をしても挽回できない性悪女なイメージ。
コイツが本作の悪役じゃないかと思うほど。

逆にダイナガールのジュディは終盤まで良かった。
ロリと和解してからは自分の無能さを露呈させる。
こちらも自分で自分の良い部分をぶち壊している。

それで最後は丸く収まってハッピーエンド。
一応の悪役との決着はあまりにもお粗末だ。
その悪役を強くしすぎたのが大失敗の原因。

本作はずっとロリの行動が鼻につく。
納得のできる挽回をする場面もない。
終わっても首を傾げるしかなかった。

そのせいで終盤のロリは、
「スーパーヒーローをしている私はカッコいい」
「捕まった友達を助ける私はなんてカッコいい」
そんな風に見えてしまう。

一方のジュディは、
「私はロリがいないと何もできない無能」
「一人で活動なんて絶対にできない無能」
依存体質すぎる人。

内容よりも主人公二人のキャラクターが残念。
それとちょくちょく挟むギャグは面白くない。
あきしげ

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