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ビリディアナのimaponのレビュー・感想・評価

ビリディアナ(1960年製作の映画)
4.3
前半、処女性のブニュエロw
事件後、罪の意識から貧しき者や障害者に慈悲を与える事を使命とするが.....

お祈りと改築工場のカットバックに何故か笑えて。

後半はメキシコ版味噌蔵。こっちの方が男女の乱痴気まであり強烈。味噌蔵ほどの秀逸な落ちは無いのだけれど、ラストの迎え方に感服。そこで終わらすかっ!バックの音楽も絶妙。オシャレでカッコ良し。

女中ラモナとその娘が重要なポイントかつ母娘共とても魅力的。
伯父のドラ息子、ホルヘはビリディアナに対しもっと鬼畜であって欲しかったが、ラモナとの色気たっぷりなラブシーンからあのラストで十二分に満足できた。

ケラの言ってた鼠と猫のシーン、なるほど爆。馬車に繋がれ走る犬たち。鳩ちゃんも。

メキシコ・ブニュエル全部観たい。
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