すぽんてぃにあす

レッド・リーコン1942 ナチス侵攻阻止作戦のすぽんてぃにあすのレビュー・感想・評価

3.6
第二次大戦下のロシア戦線。
ウラル山脈麓の深い森林地帯、ここの守備隊を率いるヴァスコフ曹長のもとに新たな兵士たちが配属する。
酒も女もやらない真面目な兵士というヴァスコフの希望で、女性砲兵部隊の兵士たちが集められたのだった。

集った女兵士達は皆家族や恋人を失い、復讐という名の激しい憎悪を満ちていて、高い戦闘意欲を持っていた。
それでも女性らしさが垣間見える部分もあり、そのギャップが楽しい。
そして死と隣り合わせの状況を揺るがない信念で戦う姿は、美しくも儚い。

もちろんB級感もうっすら漂うのだけど、埋もれているわりには良くできた作品でした。