ひいらぎ

レッド・リーコン1942 ナチス侵攻阻止作戦のひいらぎのレビュー・感想・評価

3.8
酒も女もやらぬ兵士の物語。
そんな兵士などいるものかと思うがロシアにはいた。それは美しく強い兵士。
それは女性兵士だった。彼女達は男性よりも低く見られがちで上官も多少その気持ちはあったがそんな逆境も跳ね除けるような勇気と実行力がある。そうして認めてもらうしか無かったのだろう。だが兵士とはいえ年頃の子。そんな様子は入浴シーンや洗濯物のシーンが映画に写し出している。
正直この映画は小説的で繊細な戦争映画だと思う。しかしポスターがそうは思わせてくれないのでとても損している気がする。静かに繊細に描かれている兵士達を見てみたいならば良い意味でポスターに裏切られるだろう。だが激しい戦闘を望むのならばポスターの印象に従うことをおすすめしない。(スコアはポスターの面も含めてつけました。)
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