私は、絵画は好きか嫌いか
と言う見方しかしていないので、
それが政治的思想に云々…という当局の解釈は、正直全く解らないのだけれど
解ったことは
自由に物がいえる、好きなことが出来る大切さだ。
「今の」日本では、殆ど当たり前すぎて気がついていないことだけれど。
… 「今後」は
… 大丈夫?
あと、主人公の娘さんが気の毒だった。
芸術家だから?男だから?
高校生くらいの子をほったらかし…?
靴のエピソードを観る限り、全くもって娘の方が完全に「大人」だと思った。
でも
そういう人だからこそ
芸術家になれるんでしょうね。
と、こういう視点でワイダを観てはいけないのかもしれませんが、
地味な内容なのに全く退屈させない造りは、さすがでした。
ご冥福を祈ります。
2017.07.16 名演小劇場にて鑑賞