Haruki

残像のHarukiのレビュー・感想・評価

残像(2016年製作の映画)
4.2
ソ連のポーランド侵略の中でレジスタンスの象徴とされた画家を描いた作品。

迫害を受けながらも信念を貫く姿を描き、その時代の実状だけでなく、現代にも強く訴えかけてくる「ワイダの遺言」。

冒頭の、部屋を赤く染めたポスターを松葉杖で引き裂くシーンと、ラストにマネキンの腕を掴みながら倒れこむシーンは印象的で最高。

衣装や美術などが綺麗で、映像も美しい。
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