Vox Lux(原題)の作品情報・感想・評価

「Vox Lux(原題)」に投稿された感想・評価

GreenT

GreenTの感想・評価

1.5
ナタリー・ポートマンのプロヴォカティヴなポスターから受ける印象で観たい!と思ったのですが、肩透かしを食いました。

ポップ界のスーパースターとなるセレステは、14歳の時に学校で起きた乱射事件で重傷を負うが、一命を取り留める。背骨を痛め、何ヶ月もリハビリをする中、退屈しのぎにいじっていたキーボードで、姉・エレノアと共作で曲を作り、乱射事件の犠牲者のメモリアルで歌う。乱射事件は、アメリカ中で注目されていたため、セレステの歌はヒットになり、セレステとエレノアはレコード契約を取り付ける。

この最初のスクール・シューティングからセレステが救急車で運ばれるシーンが無駄に長い。そのあとのリハビリ〜犠牲者メモリアルも長い!この14歳のセレステはラフィー・キャシディが演じているので、「ナタリー・ポートマンはいつ出てくるんだ?」とイライラします。

で、この娘は、14歳にしてレコーディングして、ヨーロッパに行ったり、LAでPV撮ったりしているうちに、純粋無垢な田舎の子から、どんどんセックス・ドラッグ・ロッケンローにはまってきちゃいます。

で、場面変わって17年後。大人になったセレステを演じるのはナタリー・ポートマンで、やっと出てきたかって感じです。

とにかく、ナタリー・ポートマンの演技がひどいです。私は元からこの人そんなにすごいと思っていないので、すれっからしのスーパースターの女を演じるのに、めちゃくちゃオーバーアクトで、「ムリしてんな〜」って感じしかしませんでした。

それに背景が2017年なんだけど、こんな格好してるやついるの?!って思っちゃいました。プライベートの格好が、髪をアップにして、白いTシャツにライダー・ジャケット、ボロボロでぶかぶかのジーパン?まあ〜セレブの服装見ていると、なんでもアリだからなんとも言えないけど。

ステージ衣装も、今どき髪の毛にシルバーのペイント入れたり。ジギー・スターダストじゃないんだから!って思ったんだけど、でもこれって、レディ・ガガとかテイラー・スィフトがモデルですよね?

曲もめちゃくちゃダサくて、なんでもSia って人がこの映画用に書いた曲なんだって。まあでも私は今のポップ・カルチャー全くわからないので、今はこういうのカッコいいのかも知らんけど。モトリーの自伝を観た今どきの若者が「なんだこの音楽!」って思うかもしれないから、それは5分5分で(爆)

でも、もしこの映画がこういう現代の「量産・消費されていくポップカルチャー」を批判するためにセレステという「風刺的」なキャラを作ったのだとしたら、曲のダサさや、ナタリー・ポートマンのオーバーアクトさもわざとやっているんでしょうね。

しかし、わざとやっているなら、観客がセレステのキャラを「嫌だな〜この女!」って思うか、逆に「ああ〜この人はアメリカのユース・カルチャーの犠牲者なんだ〜」みたいな、共感っていうか、そういうものを感じてしかるべきなんだろうけど、何をどう感じていいか、わからんかったです。

「何を感じるかは、観客に委ねられている」みたいなこと言ってるレビューがあったけど、それは無責任というか、もちろん、それを意図的にやっている映画もあるんですが、これは単に製作者側が何を言いたいか良くわかってないとしか思えません。

私が察するに、製作者は、現代のアメリカのユース・カルチャーは、悲劇で彩られてきた。学校での乱射事件や、テロ、そして、薄っぺらいポップ・カルチャー・・・・

というマテリアルだけはあるんだけど、それをきちんとまとめて一つの作品にはできていないのかなあ〜と。

最後、セレステのコンサート・シーンがあるんですが、とにかく、振り付けもダサいし、コスチュームも曲もダサいし、しかも長い、このシーン!!

「まさかまさか、これで終わっちゃうのかなあ〜?」

と不安になってきたら、やっぱり終わっちゃったよ!

しかもオチがすごい。

(ネタバレ注意、するべきだと思うが、ネタと言うほどのものでもないかも・・・)

セレステは、乱射事件で撃たれて、生と死の間をさまよっていた時・・・


・・・悪魔に魂を売って、それでスターダムにのし上がったんだ、という。

今どき、悪魔に魂を売って人気者になるって・・・・そのテーマ、古すぎない?!

(余談)
私は英語字幕で観ていたのですが、最後のコンサートシーンの前の楽屋のシーンに、真っ赤な髪のかつらを被ったアジア人の女の子がいて、どうやら前座をやるらしい。通訳が普通のスーツのアジア人の女性で、「ご一緒できて光栄です」とかなんとか喋っているんだけど、それを英語から訳す時、(Speaking Japanese)って出るんだけど、ど〜聴いても中国語だと思うんだけど!少なくとも日本語じゃないと思う。日本のみなさん、確認してください。そんで、セレステが「Hope you dig my hometown」って言うと、通訳が「?」ってなって、「Have fun in Staten Island」と、「アジア人でもわかる英語に言い換えた」みたいなところがちょっとムッとした。「dig」って言葉が「好きになる」って意味なのをアジア人は知らない、アジア人は、格好はぶっ飛んでいても、ヒップな言葉を知らない、みたいな解釈?

しかし、「dig」って言うのはすでにそれほどヒップってほどでもないと思うし、それに今どき日本語と中国語の違いもわかんねーのかよ、とか、作り手が本当にユース・カルチャーやポップ・カルチャーに精通しているのかも疑わしい。まあ、英語字幕に製作者は絡んでいないのかもしれないが、それにしても。
ラフィーキャシディちゃん目当てで結構楽しみにしてたんですけどーーー
~主演はラフィーキャシディちゃんでは?~
乱射事件の被害者の少女セレステ(ラフィーキャシディ)がお姉ちゃんと組んで追悼ライブして、注目されて、スターダムに駆け上がるクライムストーリー
まぁ子供時代の時も中弛み感あったけど大人になってからのシーンが…セレステ(ナタリーポートマン)なんなの…外見も中身もイタイって見てられんよ。
あとどんだけあるんだ~って思いながら惰性で見て、推してた最後のライブシーンはぽかーん。
せめてライブシーンは素晴らしかったよね!とか言いたかったんだけども。
アメリカのポップスターを寄せ集めようとしたのかもしれないけど、そこ予算無かったん⁉って位衣装ダサい、ハコも撮り方をどう頑張っても中の下位の人がやりそうなライブハウスみたいな場所。
歌だって特別上手いわけでもなく、ダンスもダサいし、早よ終わらんかなって思ってしまった。
キャストで金使い過ぎたのか?中身空っぽ。
ラフィーキャシディちゃんは可愛かったです。
Ben

Benの感想・評価

3.1
機内鑑賞。ナタリーポートマンがまたまたやってくれました。本当に名女優。神ががってます。本当に存在するスターのドキュメントを観てるみたいでした。好き嫌いはっきり分かれそうな作品だとは思います。
海外版予告が、かなりお上手な気がする!!

お洒落監督を切り貼り切り貼りして、でも蓋を開けばワンシーンまあまあ長い会話劇で繋げていて

何より1番悲しかったのは、ポートマンのおばさま臭い口調が、素で滲み出てきてしまっているような…
natsumi

natsumiの感想・評価

3.2
なんかめっちゃ賛否両論っぽいけど、ナタリーポートマンの演技!以上!
mizuki

mizukiの感想・評価

3.0
ナタリー・ポートマン×ジュード・ロウ共演&Siaによる楽曲提供の豪華絢爛な音楽映画。

幼い頃に銃撃事件に遭遇したセレステはトラウマを抱えたままポップスターとしてスターダムを駆け上がっていく。

物語の凡ゆる要素が集約された終盤のセレステのスキゾフレニックなステージは見もの。

会見の時の話し方はレディ・ガガそのものだった。
ポイント
・ナタリー・ポートマンを食ってしまっている期待の新人ラフィー・キャシディの演技
・映画を包む他では見られない珍しいテーマと雰囲気
・レディ・ガガを確実に意識している最後のパフォーマンス

存在自体が悪と言い切れる程の憎むべき事件でも、その影響は良い悪いの尺度を越えて、個人と社会に広がっていく。とでも言うような、珍しいテーマを描いている作品。

強いて言えばバードマンに似てるかな。映画としての完成度は正直トップレベルとは言えないと思うが、レディ・ガガ好きな人は観る価値があるはず。
skippy

skippyの感想・評価

2.9
AFI Festにて、監督とナタリー・ポートマンのConversationもあった上映で観た。
センセーショナルな始まり方で、ワクワクしてたけど、その後は“???”。意味が分からず途中で寝てしまった...。
とりあえず生のナタリー・ポートマンを見れたからおっけー。
る

るの感想・評価

3.0
ベネチア国際映画祭にて。
正直終わった後一緒に観た方と笑いました。最後の方のシーンが面白く見えて…すみません。期待値が高かった分「あら、こういう感じなの?」となってしまいました。

でもナタリーは相変わらず素晴らしいです。いつものように。
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