独特な映画だなあ。日本人にしか作れない映画だよなあ。
この状況。実際にその場にいたらもう絶対に帰りたくなるけど、傍から見てる分にはめっちゃ面白い。
各々の言葉や会話の間から微妙な人間関係や感情の揺れ動きが手に取るようにわかって。
入れ替わり立ち替わりの人物の組み合わせや状況、空気感がどうしようもない可笑しさを生み出しています。
その場にいるような臨場感と、〝その場にいなくて良かったあ～〟という安堵感が同時に味わえるんです。
専務の息子と斉藤（旦那）が二人っきりになったあたりからの展開、凄い好き。
もう声出して笑っちゃった。
前作『友達のパパが好き』も良かったけど、それとはまた違ったベクトルの面白さ。
この監督の映画、もっと観てみたいです。
調べてみると、CMディレクターや舞台演出をメインに活躍されているそうで。
しかも『世にも奇妙な物語』の超異色回「マンホール」を作られた方だったとは！！
久々に観たくなってきたな～「マンホール」。
DVD化してるのかしらん。
