サラリーマン岡崎

タリーと私の秘密の時間のサラリーマン岡崎のレビュー・感想・評価

タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)
4.5
ほのぼのした母親再起モノかと思えば、
こんな作品だったのか…!
テイストはそうなのですが、ラストに向けた展開はまさに真逆でした。
意外な掘り出しモノ。

若いころの自分との決別。
今26の俺は20代というまだ「若さ」を保ったままの頃だけど、
正直これを失うのが怖い。
だから、先の自分を見ているようだった(女ではないですが)。

楽しく騒いでいた頃とは違い、家族、そして親という自分の存在をどう受け入れるのか。
正直この映画だけではその受け入れに納得はできないが、
それでもいつか向き合わなければいけない時が来るのだろうと思う。
その時に狂うのか、しっかり受け止めるのか、
受け止めて先に進むほうが遥かに楽しく生きられる。
だけど、受け止められるかなぁ…自信はない。

初めてシャーリーズ・セロンを見たときは世界一の美女と思ったが、モンスター以降もう変身しまくりで、マジパナイって。