タリーと私の秘密の時間の作品情報・感想・評価

「タリーと私の秘密の時間」に投稿された感想・評価

2人の幼児と赤ん坊の育児に精一杯勤しむ母親の容赦ない日常。ボサボサの髪、疲れ切って虚ろな目、艶のない肌、弛みきったお肉、痛むおっぱい、冷凍ピザを前に生気なくボロボロに擦り切れた姿たるや。端端から本来マーロは聡明で魅力的な人だとわかるのだが、結婚前の自分なんか遠い昔…とすっかり自虐。夫や周囲の人も何の助けにもならねえと諦めてる。そんなママの精神的肉体的しんどさがシャーリーズ・セロンのギャップと併せて、とても生々しい。
そこへ現れた救世主、夜の子守タリー。至れり尽くせりな彼女のおかげでマーロは心の余裕を取り戻していく。だがメリー・ポピンズの魔法がやがて解ける時、まさかの秘密にゾッとした。そもそも最初から暗く不穏なトーンだったが、マーメイドにしろファンタジーになり得るはずのことがまるでホラー。
それでもマーロは人生を後悔してる訳じゃないし、夫を責めもしない(ゲームしてるのを見たらブチ切れそうなものだけど)。必要なのは「こうでなければ」という呪縛からの解放。変化と折り合いをつけるための時間、サポートとセルフケア、そして睡眠。“I love us”って言葉はたぶん、失ったタリーと今のマーロ両方のことでもある。これもある意味シスターフッドかも。懐メロのメドレーで時間を省略するドライヴシーンがよかった。
《2018年59本目》
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(2018.12.28 飯田橋ギンレイホール)
shns531

shns531の感想・評価

4.0
どんでん返しもよい。
おぎ0

おぎ0の感想・評価

3.7
繊細に仕組まれてる伏線の数々、でもちょっと漂うあざとさをでっぷでっぷに太った胸腹おちりをさらしてみせて映画のために身を捧げきるセロン姐様の漢気が浄化してますよ
パンフレットでのセロン姐様
「この仕事を始めて20年以上経つけど、脚本がいいと本当にありがたい」
てひとことが胸に刺さります
HARU

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記録🔖
きき

ききの感想・評価

3.5
まわりはけっこうくすくす笑ってるシーンもあったけど、いや笑えない!ぜんぜん笑えない!と真顔になるほど、肉体改造(18キロ増量)したシャーリーズ・セロンの疲れてよれよれでぶよぶよの40代おばさん体型ぶりが、同世代にはリアルすぎてつらい。
ワンオペ育児が詰んでいくさまがほんとうに痛々しく、そして若い子がみずみずしい肌や細いウエストを自分に見せつけているような気がして卑屈な視線になってしまうのも、ああわかる・・・わかるよ・・・と思って、私もあきらめないでジョギングとか始めるよ!という気持ちに少しなりました(始めてませんけれども)

あとはほんとうに邦題はどうにかならなかったのでしょうか・・・
hachi

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4.0

子育てノイローゼのシャーリーズ・セロン!
目にクマはでき、出産太りでかつてはキレイだったかもしれないけど今は疲れ切った中年女を好演。
出産直後の顔とかジョギングしてる姿とかヤバイ。
さすがの役作り。

ウディ・アレンの新作『女と男の観覧車』ではケイト・ウィンスレットのヒステリックな中年女がすごかったけど、本作はウチにため込んでしまったタイプ。

人に頼れなくかつ完璧を目指してしまう性格がもたらした展開。
日本の主婦にありがちなタイプ。
ジェイソン・ライトマン監督作品。


最後に全ては分かりメッセージもあるんだけどよく考えるとちょい怖い。
SHI

SHIの感想・評価

3.5
子育てやらなにやらを1人で抱えてストレスで壊れてく様子は、まだ子育てしてない自分だからこそ、勉強になったなって感覚で観られた。子育てのリアルってこういうことなのか、こういうフォローが嬉しいのか、とか。
けど、本当に大変そうすぎて、まだ未知の子育てが怖くもなり…
子育てって楽しい!みたいな映画ってあるのかな?観たいな〜
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