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ミス・サイゴン:25周年記念公演 in ロンドンのkazu1961のレビュー・感想・評価

4.6
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-556
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋もう終始前のめり!!無垢で一途な愛を貫く、ベトナム少女キムに感情移入しっぱなし!!応援するも最後は号泣!!

🖋️ただのミュージカルではなかった!!舞台を超える圧倒的な映像、映画を超える圧倒的な臨場感に終始ドキドキ。。。『ミス・サイゴン』、オペラ「蝶々夫人」を下敷きにした感動的な物語を、魅力的なナンバー満載で綴った舞台がベースですが、その最高の舞台を、最新の映像技術で映像化。クローズアップをリズム良く多用したキャストの表情や、オーバラップを使った戦地の臨場感溢れる映像に引き込まれ、圧倒的な音楽の力にさらに引き摺り込まれてしまうそんな作品!!

🖋️物語もベトナム戦争の無意という大きなメッセージをシニカルに伝えながらも、GIに恋をした無垢なベトナムの少女の一途な愛、悲恋に心打たれます。

🖋️本作は、2014年9月22日、ロンドンのプリンス・エドワード劇場で上演された25周年記念公演を収録し編集した作品。25周年のセレブレーションとキャストの才能の厚みを感じさせる素晴らしい作品、特に2017年第71回トニー賞主演女優賞ノミネートされた本作のキムと同じ17歳でヒロイン役を獲得したエバ・ノブルザダの熱演が見もの、もうハートを掴まれてしまいました。

🖋️そして、圧巻のラストのパワー。 クローズアップで切り取られた俳優たちの表情も豊かさがこの素晴らしい作品を支えています。さらに、25周年垂記念公演ならではのサプライズもエンドロール後に!!オリジナル・キャストのジョナサン・プライス(エンジニア役)、レア・サロンガ(キム役)、サイモン・ボウマン(クリス役)が登場し、新旧キャストの夢の共演が実現しています。

😭Story:(参考: Amazon)
初演は1989年9月20日のロンドン・ウエストエンド。1991年にブロードウェイでも開幕。プッチーニのオペラ「蝶々夫人」をベースに、ベトナム戦争末期のサイゴンのナイトクラブで働く少女キムと、アメリカ大使館軍属運転手クリスとの悲恋が描かれる。ハイライトは、サイゴンが没落し、米兵が撤去するシーンで、実物大のヘリコプターが飛来するシーン。

🔸Database🔸
・邦題 :『ミス・サイゴン 25周年記念公演 in ロンドン』
・原題 :『Miss Saigon: 25th Anniversary Performance』
・製作国 : イギリス
・初公開 : 2016
・日本公開: 2017/03/10
・上映時間: 187分
・受賞 : ※※※
・監督 : ブレット・サリヴァン
・脚本 : アラン・ブーブリル、クロード=ミッシェル・シェーンベルク
・原作 : ※※
・撮影 :
・音楽 : クロード=ミッシェル・シェーンベルク
・出演 : ジョン・ジョン・ブリオネス、エバ・ノブルザダ、アリスター・ブラマー、タムシン・キャロル、ヒュー・メイナード、ホン・グァンホ、レイシェル・アン・ゴー

🔸Overview (映画. com)
1989年9月のロンドン・ウエストエンドでの初演以来、世界中で上演されてきた名作ミュージカル「ミス・サイゴン」の25周年記念公演を、最新技術で映像化してスクリーン上映。2014年9月、ロンドンのプリンス・エドワード・シアターで上演された舞台を収録。1970年代、ベトナム戦争末期。爆撃で両親を亡くしサイゴンのナイトクラブで働くことになった少女キムは、客として店にやって来たアメリカ兵クリスと恋に落ち永遠の愛を誓い合う。しかしサイゴンが陥落するとクリスはアメリカへ帰還し、過去を振り払うように結婚して新たな人生を歩みはじめる。一方、キムはバンコクへ逃れ、クリスとの間に生まれた息子を育てていた。やがて、息子の存在を知ったクリスは、キムと再会するべくバンコクへ渡るが……。25周年スペシャルフィナーレの特別ゲストとして、オリジナルキャストのジョナサン・プライス(エンジニア役)やレア・サロンガ(キム役)、サイモン・ボウマン(クリス役)らも登場し、新旧キャストが夢の共演を果たした。
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